術野に合った3Dをリアルタイムに再構成
タブレットを滅菌透明カバーで覆い、手元に置きます。執刀医はタブレットに直接触れることが出来るので、
術野に合わせた3Dや、欲しい角度の3D、裏側の情報などを、リアルタイムに再構成表示できます。
(注:手袋の種類や滅菌シートの厚み等により、感度が悪くなる場合があります)
3Dはその場で自由自在に 拡大・回転・移動・半透明表示・カットなどが行えます。手前の邪魔な脈管をカットしたり、臓器を透明に表示して、内部の脈管走行を確認することで、腫瘍との位置関係をより明確にできます。
骨を外して内部を見ることもできます。
また、あらかじめ手術の流れに沿った重要なシミュレーション画像を複数保存できるので、
手術の流れに沿ったキー画像をワンタッチで表示できます。そして、その画像から自由自在に回転や移動・半透明表示やカットなどの展開ができます。
自由自在なリアルタイム3D再構成表示ができるので、急な術式変更にも全く問題なく、術野に合った3Dをリアルタイムに再構成表示できます。
もちろん、術中でもワンタッチでキー画像保存追加ができます。
3D画像表示領域を変えることもできます。バックグラウンドカラーを変更することもできます。CT画像に、MRIの情報を載せて表示することもできます。(上のデータは、3D-CTにMRIのトラクトグラフィーを載せました)
3D画像で不明瞭なときは、2D画像を参照できます。
2D画像をスライドさせて、関心領域周辺を確認できます。
アキシャル/サジタル/コロナルでの表示をワンタッチで変更できます。
( F:Foot L:Left A:Anterior )
立体視で更に位置が明確に
更に、タブレットを3Dモニタに接続することで、3D画像を、モニタから浮かび出る立体像で見ることが可能になります。
前後に広がる血管が立体で表示されるため、腫瘍との位置関係がとても分かりやすくなります。もちろんこの立体画像は、タブレットで3Dを操作することで、その動きに追従してリアルタイムに立体画像を再構成表示できます。また、立体表示を使用時に、2D画像の関心部位に指を置くことで、空間に浮かんだ立体の中に、その位置を示す赤い点を表示できます。スタッフ全員が間違いなく認識できます。
立体視は、簡易的な赤青メガネで見るアナグリフにも対応しています。
(赤青メガネでご覧ください)
キー画像をダウンロードできます
2D・3Dの画像や、保存したキー画像 (Scene) を、ダウンロードできます。論文へのデータ掲載やご講演のスライド作成等に有用です。